映画「64-ロクヨン-」の配信サイト・サブスク どこで見れる?あらすじと視聴した感想

映画「64-ロクヨン-」の配信サイト・サブスク どこで見れる?あらすじと視聴した感想

映画「64-ロクヨン-」の配信サイト・サブスク どこで見れる?あらすじと視聴した感想

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『64-ロクヨン-』の動画配信がスタート!

2016年公開の映画『64-ロクヨン-前編/後編』

画像:U-NEXT公式サイトより

 

2017年アカデミー賞で佐藤浩市さんが最優秀主演男優賞を受賞したことでも再び話題となっており、劇場で観れなかった人もレンタルして見てみたいという方も多いと思います。

 

以下では映画「64」を視聴した感想やあらすじ・視聴できるサイトをご紹介いたします。(配信情報2024年3月22日更新。感想は2017年当時の者です。)

 

原作は「このミステリーがすごい!」で堂々の第1位を獲得した横山秀夫のミステリー小説。
映画は前編が2016年5月7日に公開、後編は2016年6月11日に公開され、合わせて3時間56分という超大作となっています。

 

昭和天皇崩御によりたった7日間しかない年号となった昭和64年に起きた少女誘拐事件

 

通称ロクヨン事件。

 

事件の真相に迫ったある刑事を主人公に警察内部での対立や記者クラブとの対立、家庭での葛藤を通して誘拐事件にかかわったそれぞれの人間の生き方を描き出します。

64あらすじ

わずか7日間で幕を閉じた昭和64年、小学1年生の少女・雨宮翔子が誘拐される事件が起きた。
当時、刑事だった三上(佐藤浩一)は事件を担当するも、身代金2000万円を奪われたあげく、少女も殺害されるという最悪の結果となった。
通称ロクヨン事件と呼ばれたその誘拐事件は未解決のまま14年が経過しようとしていた。
三上は現在は刑事部から広報室に移動となり広報官として記者クラブとの対応に追われる毎日を過ごしていた。

 

時効があと1年に迫ったある日、警察庁長官による現場慰問が行われることとなり当時交渉を担当していた三上が被害者の父・雨宮芳男(永瀬正敏)に交渉を行う。しかし久々に雨宮の元を訪れると、雨宮は警察の慰問を拒否した。そんな雨宮の態度に疑問を感じた三上は当時のことを調べるとそこにはある重大な隠ぺい工作があったことが判明する。

 

その鍵は『幸田メモ』
事件当時、犯人からの身代金要求の電話の逆探知に警察の不手際により失敗していたことがわかり、しかもそれを警察上層部はもみ消していたのだった。
犯人からの電話の録音に失敗した日吉(窪田正孝)は14年もの間引きこもり、もみ消しを阻止しようとした幸田(吉岡秀隆)は警察を辞め警備員として働いてた。
そのような折、時を同じくして64事件を模倣した誘拐事件が発生する。

見どころ・感想

前編と後編で3時間56分という超大作でありながらまったく長さを感じさせない見応えある映画でした。
誘拐事件を中心としながら警察内部や記者クラブとの対立、家庭の問題など主人公・三上を取り巻くさまざまな問題が丁寧に描かれていきます。

 

かつては刑事部の刑事であり、現在は広報部の広報官という仕事に甘んじている三上。

 

・警察上層部の理不尽な対応
・刑事部と警務部の確執
・広報部と記者クラブとの対立

 

警察という組織の中でもがき苦しみながら刑事として自分の信じている道を突き進んできた。
しかしその生き方こそが1番大切な家族である娘を傷つけてしまった。

 

警察官という父親に反発し、父親に似ている顔が嫌だと整形をし家出をした娘。

 

仕事と家庭の問題で板挟みになる三上

 

さまざまな問題が重層的に重なり合いながらストーリーは進行していきます。

 

三上とはまた違った苦しみを抱えた男、それは永瀬正敏さん演じる被害者の父親雨宮。
14年前、娘を誘拐され、2年前に妻も病気により亡くなっていた。

 

漬物工場の玄関には誘拐された小学校の娘の書いた絵が飾られ、事件当時のままとなって時が止まっていた。
事件の犯人を突き止めたのは父親雨宮の人生を賭けた執念だった。

 

強く印象に残ったのは三上と雨宮の2人のシーン
娘を失った雨宮と娘が家出をしてしまった三上
担当刑事と被害者の父、立場は違うが心の奥底にある喪失感にどこか共通するものを背負った2人がポツポツと言葉少なに会話するシーンがせつなかったです。

 

三上や雨宮の生き様を見ると生きるということは本当に苦しいものだと感じます。
そのような苦しい人生の中で、それぞれの男たちがどのように仕事や家庭に向き合っていくのか?

 

この演技で佐藤浩一さんは2017年3月に行われた日本アカデミー賞で、最優秀主演男優賞を受賞!受賞も納得の渋みのある演技は必見です!

 

他にも誘拐事件の隠された真相や模倣事件の行方、それをとりまくさまざまな立場の人々が数多く登場するなど一言ではとても言い表せないほど見どころがあり、映画を観る人それぞれにとって印象に残るシーンやストーリーが存在すると思います。
非常に見ごたえのある映画でした。

 

前編と後編に分かれ、かなりの長さとなっていますが、前編を見たらきっと後編もすぐに見たくなってしまうと思います。

 

64-ロクヨン-って実話なの?
この映画を観終わると誰もが気になってしまうと思うのがこれって実話なの?というところだと思います。
私も気になって調べてみたのですが、元になる未解決の誘拐事件があったそうです。
それが昭和62年に実際に起こった幼い子供が誘拐された事件です。
当時原作者の横山秀夫さんは新聞記者として働いていたそうです。

ロクヨンの動画をスマホやパソコンで視聴するには?

映画「64−ロクヨンー」は2024年3月現在U-NEXTにて見放題配信中!
31日間の無料トライアルで視聴できます。

 

※2024年3月時点で90日以内に配信終了予定はありません。

 

>>「64-ロクヨン-」

 

※この記事の配信情報は2024年3月22日時点でのものです。配信期限は変更となる場合がありますので最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。

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