英国王のスピーチを鑑賞しました U-NEXT洋画ラインナップ

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英国王のスピーチのあらすじと感想

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英国王のスピーチあらすじと感想

 

英国王のスピーチあらすじ
ジョージ5世の次男のジョージ6世は幼いころからの厳しいしつけが原因で吃音という悩みを抱えていた。それにより大人になっても自分に自信がもてず人前に出ることが嫌いで内気な性格だった。
そんな性格にいらだちを覚える父は容赦なくジョージにスピーチを任せてくる。

 

夫の吃音をなんとかしようとした妻はある日ジョージとともに一風変わったスピーチ矯正の専門家の元を訪ねる。彼の名はライオネル。
医師免許も持たないユニークな治療が特徴の変わり者だった。対等な関係を望み、王族だからとジョージを特別扱いすることもなかった。

 

そのような態度や変わった治療にいらだちを覚え、一度は治療をやめてしまう。しかし相変わらず、スピーチがうまくいかないことに焦りを感じていたある日、あたらめてライオネルとの治療テープをよく聞くと自分がよどみなく話せていることに気がついたのだった。

 

父のジョージ5世が亡くなり長男のエドワード8 世は王を継ぐ。しかし以前から交際している離婚歴のあるアメリカ人女性ウォリス・シンプソンとの恋をつらぬくことを選び王位を退位するという前代未聞の行為に出てしまう。
そこで王位を継承することになったのが次男である弟のジョージ。

 

吃音の原因が小さいころからの心の傷にあることを見抜いたライオネル。ジョージは少しずつライオネルに心を開いていくのだった。2人の交流と友情を描いた作品。

 

感想
もの静かな映画ですが、なぜかこの映画を見たあとは心が少し前向きになっている自分に気づきました。
この映画では吃音を克服するまでの過程や葛藤などが描かれていますが、誰にでもコンプレックスがあったり、何かを克服したいけどうまくできないという経験をお持ちではないでしょうか?

 

そんな自分自身をいつのまにか主人公に重ね合わせてしまっています。それくらいジョージ6世の葛藤や心の内のいらだちや焦りがすごく自然な演技で伝わり心に響きます。矯正専門家のライオネルも味のある顔と演技で2人が役になりきっているから、すんなりと物語に入り込めてしまいました。

 

ジョージが徐々に心を開き、信頼を寄せていく姿と最後のスピーチの場面でそばに寄り添うライオネルの姿が静かな感動を呼びます。

 

それにしても兄が女性との愛を貫き王位を退位してしまうことなんてあるんですね。それによって、王に図らずもなってしまった弟。兄の話だけでも映画になってしまいそうですよね。(実際に映画化されているみたいです)

 

英国王室の話などは普段あまり見たりする機会もないので、その点でも興味深く見ることができました。

 

配信期限:2016年9月9日まで

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